【韓国競馬】韓国の史上最高配当は○○○○倍

韓国競馬

日本競馬における、3連単の史上最高配当は2012年8月4日新潟5Rの2983万2950円。ご存じ2015年のヴィクトリアマイルで3着に粘り、2070万馬券を演出したミナレットがデビュー勝ちを収めたレースです。

それでは、韓国の史上最高配当はどうでしょうか。早速見てみましょう。

韓国の史上最高配当は…

韓国競馬における史上最高配当は2021年3月21日のソウル1R(クラス6・1200m・14頭)で記録されました。

このレースの1番人気は前走デビュー戦を4馬身差で快勝した12강서프린세스 (GANGSEO PRINCESS、カンソプリンセス)。勝って同条件、強力なライバル不在(この馬以外全馬未勝利)ということで、単勝1.0倍の支持を集めました。

しかしレースでは、絶好の2番手追走かと思われたところから直線で伸びを欠き7着に敗退。勝ったのは4コーナー13番手からゴール前で鋭く伸びた9송암캣 (SONGAM CAT、ソナムキャット)でした。そもそも前半3ハロン通過が36.2で、クラス6としてはやや速い流れ。上がりを40.5要しており、前の行き脚が鈍ったところを溜めに溜めたこの馬が差し切ったというレースでした。デビューから8着、9着、9着、13着と箸にも棒にも掛からない状態からの勝利でした。

そしてこのソナムキャット、単勝がなんと1867.9倍の12番人気(的中28,019票中12票)。単勝1000倍オーバーというのもなかなかお目にかかれませんが、この下に2頭、3735.9倍の馬がいたのだからどれだけカンソプリンセスに支持が集中していたかが分かります。

2着には78.4倍(6番人気)の14모던베스트 (MODERN BEST、モダンベスト)、3着にはこちらも1067.4倍(11番人気)の5월영이 (WOL YEONG I、ウォリョンギ)。上位人気は掲示板にすら入らない総崩れで、3連単の9-14-5は516451.6倍(日本で言えば5164万馬券)の大万馬券。3連単707,468票中的中1票で、的中者は3連単にプールされた金額を総取りという結果に終わりました。

その後、この大波乱の立役者となったソナムキャットはクラス6、クラス5で1回ずつ3着に入り、2023年に引退。クラス5のレースでも単勝130倍の最低人気で馬券に絡み、3連単18312.7倍を演出しています。

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