【韓国競馬】ララケイのその後

韓国競馬

まずはこちらの動画をご覧ください。

昨年8月27日にソウル競馬場で行われた2歳の特別競走・ルーキーステークス@ソウルです。このレースでブロードアピールばりの豪脚を披露したのが라라케이(LALA K、ララケイ、牡)。これだけ派手な勝ち方をしたので当然注目を集めることとなりましたが、その後の成績をここに記しておきます。

ララケイ プロフィール

血統:父 한센(HANSEN) 母 화려한비상(HWARYEOHANBISANG) 母父 DUALITY
2021年2月7日生 馬主:강경운(カン・ギョンウン)
生産者:우림영농조합법인(ウリム営農組合法人)
調教師:송문길(ソン・ムンギル)

父HANSENは北米トップサイアー・Tapitの直仔で過去2度の韓国リーディングサイアー。母HWARYEOHANBISANGは2009年~2012年にソウルで20戦4勝を挙げました。母父DUALITYはSeeking the Goldの直仔で、アメリカのG2を1勝しています。

主な成績

2023年7月2日ソウル1Rのクラス6(1000m)でデビュー。2番手追走から直線抜け出し8馬身差の圧勝を飾ります。
そして2戦目に選んだのが、冒頭のルーキーステークス@ソウル(特別、1200m)。単勝5.2倍の2番人気に推されたララケイは、スタートで挟まれ最後方からの競馬を余儀無くされます。直線に向いても大きく離れた後方を進んでいましたが、残り150mでエンジンがかかると、逃げ切りを図った달빛조각사 (DALBITJOGAKSA、タルビチョガッサ)を差し切り1着。上り3Fは35.8(2着のタルビチョガッサは38.6)というまさに豪脚でした。
ちなみに、この時3着に敗れたのが今年の二冠牝馬이클립스베리 (ECLIPSE BERRY、エクリプスベリー)でした。

次走に選んだのは10月8日の文化日報杯(L、1200m)。単勝1.5倍の1番人気に支持され、道中は6番手の外を追走しますが、先に抜けたエクリプスベリーとそれを差し切った나이스타임 (NICE TIME、ナイスタイム)を捕らえられず3着に終わります。
4戦目の11月5日・農協中央会長杯(L、1200m)もスタート一息で後方からの競馬となりますが、直線は馬群を割って追い込み5馬身差の圧勝。単勝1.5倍の支持に応え重賞初勝利となりました。

しかし、その後は苦戦が続きます。
初の釜山遠征となった12月10日のブリーダーズカップルーキー(G2、1400m)では単勝7.8倍の3番人気に支持されるも、自慢の末脚が不発となり9着。
3歳となった初戦、1月20日のクラス3(ソウル、1400m)も2.5倍の1番人気に支持されますが追走一杯、直線も伸びを欠き5着。
4月7日の三冠路線一冠目・KRAカップマイル(釜山1600m)は人気通り7着、5月12日のコリアンダービー(ソウル1800m)は中団のまま11着。6月16日の農林畜産食品部長官杯(ソウル2000m)は最後方から末脚を伸ばしますが8着に終わりました。

その後は脚部不安により長い休養に入っていましたが、今年の5月10日に復帰。しかしかつての豪脚は鳴りを潜めており、自己条件のクラス3でも5着、6着、9着と順々に成績を落としています。

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