韓国競馬の歴代年度代表馬一覧です。

見る際の注意点
・KRA公式サイトに掲載されている1999年以降の情報です。
・「年度代表馬」と「最優秀内国産馬」に分かれています。
・2006年~2012年はソウル/釜山別で年度代表馬を選出していました。すなわち1999年~2005年、2013年~はソウル年度代表馬がそのまま全体の年度代表馬となりますが、2006年~2012年は少しややこしくなっています。
ソウル年度代表馬

ソウル最優秀内国産馬

釜山年度代表馬(2006~2012)

現在韓国は、各競走で入着すると与えられるポイントが最も高かった馬が年度代表馬となります。そのため、「グランプリを勝った馬」「G1を勝った馬」というよりも、「年間通してトップクラスで優秀な成績を収めた馬」を年度代表馬とする傾向が強くなります。
例えば、2012年の釜山はグランプリを制した3歳馬の감동의바다 (GAMDONGUIBADA、カンドンギバダ)ではなく、大統領杯を制し他にもG3を2勝した당대불패(DANGDAE BULPAE、タンデブルペ)が選ばれました。他にも、2001年はグランプリを制した다함께 (TAHAMKKE、タハムッケ)が他にクラス1一般戦の1勝にとどまったため、農林部長官杯など7勝を挙げた무비동자(MUBIDONGJA、ムビドンジャ)が選ばれました。
おまけ
2008年の釜山年度代表馬に選ばれた아름다운질주(AREUMDAUN JILJU、アルムダウンチルジュ)は重賞勝ちはありませんが、通算32戦19勝を挙げた他、2008年と2010年~2011年は「ミスターピンク」内田利雄騎手が騎乗して合計9勝を挙げています。
2021年に釜山で新設された2歳限定重賞「아름다운질주Stakes」(アルムダウンチルジュステークス)は、おそらく同馬からとられたものと思われます(2024年に「釜山広域市江西区庁長杯」に改称、2025年は「江西区庁長杯」として実施)。

コメント