【韓国競馬】韓国に輸出された日本の種牡馬まとめ Vol.2

韓国競馬

こちらの記事の第2回です。

ジュビレーション(1995)

2005年輸出。中央では1600万を勝ち上がれなかったが、金沢に移籍後重賞を1勝。サンデーサイレンス産駒で、韓国で種牡馬入りしたが産駒は3頭しか残せなかった。

産駒:3頭 主な活躍馬:なし

トロットスター(1996)

2005年輸出。2001年に高松宮記念・スプリンターズステークスを優勝。日本では6頭しか産駒を残せなかったが、韓国では21頭の産駒が登録されている。2015年死亡。

産駒:21頭 主な活躍馬:なし

ビワシンセイキ(1998)

2005年輸出。ダートグレード重賞を2勝し、G1・2着も3回の実績を残した。何と言っても代表産駒は2010年~2012年にG1・大統領杯を制した初年度産駒のDANGDAE BULPAE(牡)で、この成功により不動の地位を獲得した。その他にも2017年のKRAカップマイルを制したINDIAN KING(牡)が種牡馬入りしている。

産駒:225頭 主な活躍馬:DANGDAE BULPAE(2007、牡、母父ALYDEED、通算32戦19勝)、INDIAN KING(2014、牡、母父INDIAN CHARLIE、通算16戦3勝)

イングランディーレ(1999)

2006年輸出。2004年天皇賞(春)の一人旅はあまりにも有名。2年目産駒のJIGEUM I SUNGAN(牡)が2012年のコリアンダービーを制するなど大活躍し種牡馬入り。2025年現在も堅実にその血を繋いでいる。この他にも重賞優勝・入着馬多数。

産駒:245頭 主な活躍馬:JIGEUM I SUNGAN(2009、牡、母父MUJAAZIF、通算25戦13勝)、UNHAE(2010、牡、母父CREATOR、通算12戦6勝、2013年コリアンダービー2着)

エアスマップ(1995)

2006年輸出。2001年のオールカマーを優勝。マンハッタンカフェの半兄ということで種牡馬入りしたが、日韓共に活躍馬は残せなかった。

産駒:6頭 主な活躍馬:なし

エーピーダンサー(1990)

2006年輸出。中央5戦3勝。16歳で韓国に輸出され、2015年に死亡するまで33頭の産駒を輩出。2009年産のHEUKGISA(セ)がクラス1で5勝を挙げる活躍を見せた。

産駒:33頭 主な活躍馬:HEUKGISA(2009、セ、母父HALF TERM、通算34戦11勝)

ダンシングサーパス(1990)

2006年輸出。重賞にはあと一歩手が届かなかったが、1994年宝塚記念3着がある。こちらも16歳で輸出され、2013年の死亡までに10頭の産駒を残した。

産駒:10頭 主な活躍馬:なし

フィールドアスカ(1994)

2006年輸出。競走成績は900万勝ちがベストだったが、フォーティナイナー産駒ということもあり韓国では30頭以上の牝馬を集めた年もあった。2007年産のYODONGJEWANG(牡)が2011年にスポーツ朝鮮杯を制している。

産駒:68頭 主な活躍馬:YODONGJEWANG(2011、牡、母父SHAHRASTANI、通算31戦5勝)

メイセイオペラ(1994)

2006年輸出。ご存じ岩手の雄。1999年フェブラリーステークスで地方所属馬として初めて中央のG1を制覇した。日本で2010年の黒潮盃を制したツルオカオウジ(2007)などを出した一方、韓国に輸出された産駒が好成績を収めたことで当地での種牡馬入りをオファーされる。初年度産駒SOSEULDAEMUN(牡)がいきなりKRAカップマイルを勝つなど、2016年に死亡するまで94頭の産駒を残した。2025年現在も繁殖牝馬が1頭おり、血が繋がっている。

産駒:94頭 主な活躍馬:SOSEULDAEMUN(2008、牡、母父VIGORS、通算13戦3勝) GAMUN DAEJANGUN(2008、セ、母父MILITARY、通算15戦5勝、2011年慶南道民日報杯優勝)

ヤシマジャパン(1994)

2006年輸出。重賞勝ちはないがこちらもフォーティナイナー産駒で、2010年に死亡するまで14頭の産駒を残した。

産駒:14頭 主な活躍馬:なし

サクラシーキング(1994)

2007年輸出。日本では900万勝ちが最高だが、弟妹にピットファイター・デアリングハートがおり、引退後はニュージーランドで種牡馬入りしていた。シーキングザゴールド産駒ということもあり2011年までは毎年20頭以上に種付けを行い、合計60頭以上の産駒を残している。突出した活躍馬はいないが、2010年産のUSEUNG IYAGI(牝)が2014年のインタラクションカップ(大井)に出走し来日を果たした(13着)他、繁殖入りして5頭の産駒を残している。

産駒:68頭 主な活躍馬:なし

ニホンピロニール(1997)

2007年輸出。2000~2002年に5連勝でオープン入りを果たした。フジキセキのいとこにあたり、韓国では2015年に死亡するまで79頭の産駒を残した。活躍馬は出せなかったが2025年現在2頭の繁殖牝馬が登録されており、その血を残している。

産駒:79頭 主な活躍馬:なし

ダイワアラジ(1999)

2010年種牡馬登録(競走馬としては2003年輸出)。日本では7戦未勝利だったが、韓国に輸出されるとクラス1を11勝する大活躍。2004年のグランプリ3着など重賞戦線でも上位を賑わせた。種牡馬としてはわずか2頭しか産駒を残せなかった。

産駒:2頭 主な活躍馬:なし

第3回に続きます。

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