ダービー馬のその後・韓国編【コリアンダービー】

韓国競馬
ダービー馬はその後続かない?各国のダービー馬を検証しましょう。 | 競馬つらつら

検索しているとこんなブログを見つけました。日本・アメリカ・イギリス・フランスのダービー馬のその後を検証した記事です。

日本の場合はダービーを勝っても走り続ける傾向が強い。一方イギリスやフランスは何戦かして引退というケースも多い。アメリカは同世代限定のG1しか勝てない。そんな感じのようです。

ここに触れられていない2024年のダービー馬でいくと、日本のダノンデサイルはその後菊花賞6着→有馬記念3着→AJCC1着→ドバイシーマクラシック1着と大活躍中。
イギリスのCity Of Troy(シティオブトロイ)はエクリプスステークス、インターナショナルステークスを勝ち2024年のワールドベストレースホースを受賞、同年中に引退。
フランスのLook De Vega(ルックドゥヴェガ)はニエル賞3着、凱旋門賞13着に終わりやはり引退。
アメリカのMystik Dan(ミスティックダン)はプリークネスステークス2着の後はG1では大敗が続いています。
良くも悪くも、各国の傾向通りという感じですね。

では、コリアンダービー優勝馬はどうなのか?早速、韓国のダービー馬のその後を検証しましょう。

コリアンダービー馬のその後

今回検証するのは、ソウル・釜山混合戦となった2008年以降のコリアンダービー馬です。

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青塗はソウル所属、緑塗は釜山所属

韓国のダービー馬は大体の場合4歳~6歳まで現役を続け、10戦以上走ります。日本などと違い韓国はレーティングでクラスの上下を行うので、「ダービーを勝っても準オープン(クラス2)」ということがあり、古馬相手の自己条件でレーティングを調整してオープン(クラス1)に挑戦するケースもあるためです。

こう見ると、ダービー後1勝もできなかったのは優勝後骨折で引退した2020年の세이브더월드(SAVE THE WORLD、セーブザワールド)を除くと2頭だけ。それ以外は何かしらの競走は勝っています。

2021年の위너스맨(WINNER’S MAN、ウィナーズマン)、2023年の글로벌히트(GLOBAL HIT、グローバルヒット)、2016年の파워블레이드(POWER BLADE、パワーブレード)と歴史に残る名馬が優勝。2012年の지금이순간(JIGEUM I SUNGAN、チグミスンガン)は何度も触れていますがイングランディーレの産駒で、ダービー後も14戦9勝・2着3回・3着1回、重賞5勝を挙げる大活躍でした。2010年の천년대로(CHEONNYEON DAERO、チョンニョンデロ)は翌2011年、大統領杯を含む6戦連続2着という珍記録を残しています。

牝馬の優勝は3頭。2014年の퀸즈블레이드(QUEEN’S BLADE、クイーンズブレード)、2013年の스피디퍼스트(SPEEDY FIRST、スピーディファースト)はいずれもダービーの後にオークスを優勝しています。

ダービー後最多出走はダントツで2008年の에버니스톰(EBONY STORM、エボニーストーム)。最低人気でダービーを制した後は、9歳まで走り47戦で6勝を挙げました。

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