【韓国競馬・名馬】「甦る100年の名馬たち」11位以下の成績一覧 Vol.2

韓国競馬

こちらの記事の第2回です。31位以下の馬たちを掲載します。

参考動画:「다시 뛰는 명마 100투더 트랙」
[10대명마X가상경주] 드디어 10대 명마 확정! 이제 남은 건?

31位…밸리브리 (BALLY BRAE、ベリーブラエ)

通算53戦19勝。2006年・2007年のソウル年度代表馬、2007年のグランプリ優勝。一線級を退いても息の長い活躍を見せ、9歳のシーズンでも9戦して7回掲示板を確保した。

31位…에이원(A ONE、エイワン)

通算50戦46勝(公式記録。非公式では90戦72勝と言われる)。1969年にオーストラリアから輸入されデビューした後、1974年に死亡するまで25連勝(非公式の韓国競馬連勝記録)など数々の記録を打ち立てた。トゥクソム競馬場の水没により完全な実績が闇に葬られてしまった「幻の最強馬」。

33位…연안부두(YEON AN BU DU、ヨンアンブドゥ)

通算48戦16勝。1982年12月26日に行われた、第1回グランプリの優勝馬。同年ムグンファ杯・農林水産部長官杯を制して主要競走三冠を達成、エイワンに次ぐ13連勝を記録するなどの実績を残した。

33位…행복왕자(HAENGBOK WANGJA、ヘンボクワンジャ)

通算28戦8勝。初勝利は3歳夏と遅かったが、そこから9戦8勝でグランプリ優勝まで上り詰めた。しかしその後は勝利を挙げることができず。2023年にはドバイ遠征も敢行した。

35位…훌라밍고 (HULA-MINGO、フラミンゴ)※牝馬

通算21戦8勝。1996年のグランプリを、58キロを背負って優勝。同年の年度代表馬に選ばれた。俳優のキム・ヨンチョル(김영철)が所有していたことでも有名。

36位…클린업조이(CLEAN UP JOY、クリーンアップジョイ)

通算32戦15勝。2016年のグランプリなど重賞を4勝。7歳まで安定して走り続け、2018年には7歳ながらコリアカップでドルコンに次ぐ3着に入っている。

37位…무패강자(MUPAE GANGJA、ムペガンジャ)

通算16戦10勝。2003年~2004年にかけてコリアンダービー・韓国馬事会長杯・農林部長官杯を含む7連勝を果たしたが、その後は屈腱炎で大成を阻まれた。

38位…청파(CHEONGPA、チョンパ)※牝馬

通算19戦9勝、重賞4勝。牝馬ながら中には60キロを背負って制したレースもある。繁殖牝馬として2005年のコリアンダービーを制した새벽동자
(SAEBYEOK DONGJA、セビョクドンジャ)を輩出した。

39位…인디밴드(INDIE BAND、インディーバンド)

通算13戦8勝。2013年春に突如覚醒、クラス4から8戦6勝で大統領杯・グランプリを優勝し年度代表馬に選出された。しかし翌年の調教中に骨折し引退。現在は種牡馬生活を送っている。

40位…상승일로(SANGSEUNG ILRO、サンスンイルロ)※牝馬

通算17戦9勝。牝馬ながら2009年のKRAカップマイル(西村栄喜騎手騎乗)・コリアンダービーを連勝。その後のコリアンオークスは2着、農林畜産食品部長官杯は3着と、惜しくも「ダービー・オークス連勝」や「三冠」の大記録は逃した。

41位…두발로 (DU BAL RO、デュバロ)

通算53戦13勝も、1980年生まれのため非公式のデータが存在している可能性が高い。1989年に9歳で日刊スポーツ杯を制し、12歳まで走った。詳細は不明。

42位…명문가문(MYEONGMUN GAMUN、ミョンムンガムン)

通算34戦17勝。脚部不安のためデビューが4歳と大幅に遅れたが、最下級からの叩き上げで力を付け、2007年・2008年の大統領杯を連覇した。

43位…백광(BAEKGWANG、ペクワン)

通算25戦11勝。2006年の農林部長官杯を5馬身差で圧勝するなど重賞3勝を挙げたが、それ以上に幾多の脚部不安を乗り越え立ち上がる姿がファンの人気を呼んだ(2008年は靭帯炎による1年以上の休養から復帰後2勝・大統領杯2着の成績を残す)。

44位…티즈플랜(TIZ PLAN、ティズプラン)

通算26戦11勝。2020年の釜山広域市長杯を制している。

45位… 벌마의꿈 (BEOLMAUI KKUM、ポルマエックム)

通算34戦16勝。2012年のデビューから10戦7勝2着3回その後スランプに陥るが、2014年夏から復活し、同年のグランプリ3着。2016年の釜山広域市長杯では、トリプルナイン・クリーンアップジョイらの強豪を倒して金星を飾った。

46位…바다 (BADA、バダ)

通算19戦6勝。1997年、コリアンダービーとなる前の最後のムグンファ杯を制しラストランを飾った。

47位…미스터어플릿 (MR. AFLEET、ミスターアフリート)

通算17戦10勝。コロナ時代の内国産馬のエース格で、2021年のKRAカップクラシックを制するまで15戦10勝・2着3回・3着2回と極めて堅実な成績を残した。

47位…밸류플레이 (VALUE PLAY、バリュープレイ)

通算34戦8勝。2004年、この年からグレード制が導入されG1となったグランプリを優勝。デビューが5歳と極めて遅く、通算6戦目でのグランプリ制覇だった。その後も韓国馬事会長杯を連覇するなど活躍。

47位…보카플라이어 (BOCA FLYER、ボカフライヤー)

通算21戦3勝。4~5歳時に重賞2着が3回あったほかは目立った成績は無し。

47位…진격(JIN GYEOK、チンギョク)

通算84戦15勝(非公式記録:110戦30勝)。1979年生まれで1983年~1992年に現役生活を送り、全盛期はポギョンソンと肩を並べた強豪だった。1984年のムグンファ杯優勝。現役最終年の1992年はクラス4で走っていた。

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