9/5~9/7の韓国競馬・韓国競輪結果です。今週はコリアカップ・コリアスプリントが行われました。
韓国競馬
9/7 ソウル8R コリアカップ(G1・ダ1800m) 11頭

道中は1그레이트위너(GREAT WINNER・グレートウィナー)を先頭に先団6頭が後続を引き離してレースを引っ張る形。4コーナーでは2番手追走の2チェンチェングローリーと3ラムジェットが前に変わり、そのまま2頭の一騎打ちかと思われましたが、チェンチェングローリーがラムジェットを競り落としたところに7ディクテオンが飛んできて、ゴール寸前で差し切り勝ち。地方所属馬として初めてコリアカップを制しました(地方所属馬の海外レース勝利は2013年のSBS ESPN杯のトーセンアーチャー以来、重賞になると2006年のシンガポール航空国際カップのコスモバルク以来。ダート重賞は史上初とのことです)。
地元韓国勢の最先着は8스피드영(SPEED YOUNG・スピードヤング)の4着。地元1番人気の4석세스백파(SUCCESS BAEKPA・サクセスベクパ)は6着という結果でした。
9/7 ソウル7R コリアスプリント(G1・ダ1200m) 13頭

ダッシュを利かせた地元11슈퍼피니시(SUPER FINISH・スーパーフィニッシュ)が逃げる展開。2,3番手でそれを追走していた7セルフインプルーブメントと13チカッパが直線抜け出し2頭のマッチレースに。最後はセルフインプルーブメントがチカッパを競り落とし、香港馬としては2016年・第1回のスーパージョッキー以来2頭目のコリアスプリント制覇を果たしました。
基本は前残りの展開となり、地元馬最先着は逃げたスーパーフィニッシュの3着。浅野一哉騎手騎乗の3블랙머스크(BLACK MUSK・ブラックムスク)も4着に健闘しましたが、期待を集めた今年のスプリンターシリーズ三冠馬・5빈체로카발로(VINCERO CAVALLO・ヴィンチェロカヴァロ)は後方から追い込むも6着という結果に。日本馬も、タガノビューティーが5着、サンライズホークは7着という結果でした。
9/6 ソウル4R SPPLトロフィー(ダ1200m) 14頭
好位を追走していた、ダービー12着の10베스트레이스 (BEST RACE・ベストレース)が直線後続を3馬身突き放し、前走クラス4から連勝。2,3着に3歳馬が入り、上位7頭の内6頭が3歳馬という結果に終わりました。
9/6 ソウル5R RC-KZNトロフィー(ダ1700m) 8頭
単勝1.6倍の支持を集めた3歳馬・3원펀치드래곤 (ONE PUNCH DRAGON・ワンパンチドラゴン)が2馬身半差の快勝し、これで4連勝・通算9戦7勝。クラス1昇級をほぼ確実にしました。
9/6 ソウル6R SLTCトロフィー(ダ1400m) 11頭
2歳時にルーキーステークス@ソウルなど、大賞・特別競走を2勝した1캡틴피케이 (CAPTAIN P.K.・キャプテンピーケー)がやはり1.6倍の支持に応えて勝利。これで1400mに距離を戻してからは3戦2勝の好成績です。
9/6 ソウル7R JRAトロフィー(ダ1800m) 8頭
直前で2頭の取消が発生し6頭立てと少頭数に。3歳牝馬・4사탕소녀 (SATANG SONYEO・サタンソニョ)が同率1番人気の5스피드원 (SPEED ONE・スピードワン)とのマッチレースを制し、クラス1昇級を決めました。
9/6 ソウル8R OSAFトロフィー(ダ1200m) 9頭
ゴール前は3頭が広がる接戦も、最内を伸びたアメリカ産馬8이스트점프 (EAST JUMP・イーストジャンプ)が勝利。クラス2に昇級してからはこれが初勝利となりました。
9/7 釜山慶南4R クラス4(ダ1200m) 11頭
ダ・シルヴァ騎手騎乗の6파차마마 (PACHAMAMA・パチャママ)が人気に応えて通算3勝目。日本産馬・11토함산소닉 (TOHAMSAN SONIC・トアムサンソニック)は全く見せ場なく10着に敗れました。
韓国競輪
光明16R S級決勝

前を取った4ウォン・ジュンオがそのまま逃がされる展開。2番手に収まった6チョン・ジョンジンが悠々と2角捲りを決め、2リュ・ジェヨルー3ヤン・スンウォンとの鉄板1番人気で決まりました。
光明12R A級決勝
4角番手と絶好の展開をモノにした3ぺ・スチョルが優勝。4パク・ビョンハ、6イ・ミョンヒョンの両GP優勝経験者は全く見せ場なく終わりました。
来週の韓国競馬
9/14 文化日報杯(2歳L・ソウル1200m)
ソウルの今年初の2歳重賞。デビュー2連勝中の무제한급 (MUJEHAN GEUP・ムジェハングプ)、ルーキーステークス@ソウル3着の환상의나라 (HWANSANGUI NARA・ファンサネナラ)など13頭が二次登録しています。
9/14 釜山広域市江西区庁長杯(2歳L・釜山慶南1200m)
こちらは釜山の今年初の2歳重賞。ルーキーステークス@嶺南を制した와일드파크 (WILD PARK・ワイルドパーク)、同じく3着の킹스킹 (KING’S KING・キングズキング)など8頭が二次登録しています。なお、先週の一次登録段階では登録馬が6頭で開催自体が危ぶまれましたが、何とか追加で2頭が登録し取りやめを免れています。
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